ロボット競技部門

「いざ勝負!ロボット技術を競え!」  高校生が自作したロボットの動きは見所満載で、子供から大人まで目を引くこと間違いなしです!

毎年変わるルールを攻略するためにアイディアを出し合い、多くのポイントを取ることを目標にした「アイディアロボット競技」とロボット同士で相撲を行う「ロボット相撲競技」があります。

高校生が工夫を凝らして自作したロボットの動きをご覧ください。

1:ロボット競技大会ポスター

ロボット競技部門 R5ポスター

デザインは美来工科高等学校コンピュータデザイン科當間 琉翔(とうま りゅうき)さんです。

(1)ポスターについて作者のコメント

 この度は、僕のイラストを採用していただき、ありがとうございます。

 自分自身、恐竜の化石の実物を見た事がなくさまざまな写真をもとにイラストを描きましたが、写真でも迫力がすごく、実物はもっと迫力があると思い、それを上手く表現するよう心掛けました。

ポスターの中に様々なロボットがいるように競技の中でも色々なロボットがいると思うので、選手の皆さんはそれぞれのロボットの個性を活かして頑張ってください。

2:第30回 沖縄県高等学校ロボット競技大会の結果

期日:令和5年9月13日
場所:県立那覇工業高等学校(体育館)

1.アイディアロボットの部

成績 学校名 ロボット名称 生徒氏名 指導職員名
優勝
(沖縄県教育長賞)
八重山商工高等学校 八商工 アンガマ 渡辺 ツクモ 永吉 勉・伊良皆 高明
平良 大輔
山根 玄耀
準優勝 八重山商工高等学校 八商工 ウシュマイ 福里 美空 永吉 勉・伊良皆 高明
平良 大輔
城間 七海
三位 八重山商工高等学校 八商工 ンミー 江村 陽向 永吉 勉・伊良皆 高明
平良 大輔
有田 銀河
アイディア賞
(産業教育振興会長賞)
沖縄工業高等学校 沖工Ⅰ号 中地 弘士龍 新里 茂二
吉武 宙
デザイン賞
(工業連合会長賞)
美来工科高等学校 BRAVO 松堂 宏翔 友利 悟・山田 弘人
齊藤 和真

備考:全国大会へ上位2台を推薦

2.ロボット相撲の部

自立型

成績 学校名 ロボット名称 生徒氏名 指導職員名
優勝
(沖縄電力社長賞)
浦添工業高等学校 這いよるG 山城 來依 田中 正一
上地 智之
準優勝 浦添工業高等学校 SNAIL 下地 慧武 田中 正一
安村 南威己
三位 沖縄工業高等学校 電撃 玉江 凌一郎 金城 保朝・末吉 海斗
四位 南部工業高等学校 初号機更改 髙安 峻平 當間 啓悟
仲村渠 祐

備考:九州大会へ上位4台を推薦

ラジコン型

成績 学校名 ロボット名称 生徒氏名 指導職員名
優勝
(沖縄電力社長賞)
浦添工業高等学校 CCO 國吉 陽貴 田中 正一
兼城 陸人
準優勝 南部工業高等学校 禍津御建鳴命 仲村渠 祐 當間 啓悟
嘉数 翔
三位 沖縄工業高等学校 王花 鈴木 一護 金城 保朝・末吉 海斗
瀬尾 瑛仁
四位 南部工業高等学校 チャビラサイ 嘉数 翔 當間 啓悟
江邑 迅翔
五位 美来工科高等学校 オクマンファーム 奥間 新起 伊是名 史郎
栄野比 優佑
六位 美来工科高等学校 シグマ 宮城 光琉 伊是名 史郎

備考:九州大会へ上位5台を推薦。2位のチームが辞退のため6位のチームを繰り上げ推薦

ラジコン型ベーシック部門

成績 学校名 ロボット名称 生徒氏名 指導職員名
優勝 八重山商工高等学校 R2 松原 龍一 安里 翼・平良 大輔
戸眞伊 理匠
準優勝 八重山商工高等学校 RK 譜久山 竜也 安里 翼・平良 大輔
長浜 海斗
三位 沖縄工業高等学校 シンプル 渡慶次 道千 金城 保朝・末吉 海斗

<総評>

 今年度のアイディアロボットの部は、全国産業教育フェア福井大会の県代表枠が昨年同様二枠となった。八重山商工高校が他校に大きな点差をつけて見事に三連覇を達成し、優勝~三位まで上位を独占した。全国大会への派遣チームも八重山商工高校が二枠を獲得した。その中でも、技術度、完成度、斬新さ、独創性の評価が高かった沖縄工業高校の「沖工Ⅰ号」がアイディア賞を美来工科高校の「BRAVO」がデザイン賞をそれぞれ受賞した。

 ロボット相撲部門は、九州大会の上位が全国大会へ出場できる。九州大会へは、沖縄県から自立型が4台、ラジコン型が5台の出場枠を確保した。自立型では浦添工業高校が優勝し南部工業高校の三連覇を阻んだ。ラジコン型でも浦添工業高校が優勝したため、両部門とも浦添工業高校が見事に制した形となった。浦添工業高校、南部工業高校、沖縄工業高校が両部門の上位を争う大会となった。ラジコン型ベーシックでは、昨年の雪辱を果たし八重山商工高校が沖縄工業高校を抑え優勝、準優勝を勝ち取った。

3:アイディアロボット競技の概要

 アイディアロボット競技は、全国大会を主催する都道府県でルールを作成しているため、毎年課題が変わる。今年度の開催地は福井県で3分間の競技時間の中で、課題を解決してその得点を競うものである。

 今回は、「ラプト」という操縦ロボットと「ティッチー」という自立型ロボットの2台のロボットを製作して、発掘した恐竜化石(テニスボール、ペットボトル)を福井県の自然豊かな「九頭竜川」「足羽川」「東尋坊」を突破して、「恐竜博物館」「東尋坊タワー」「福井駅前恐竜広場」にモニュメントとして設置する内容である。設置したアイテムや突破したエリアに応じた得点が得られる競技で、終了時における点数の合計を競うものである。沖縄県大会で、高得点だった八重山商工高等学校の2チームが全国大会へ推薦された。

アイディアロボット部門

4:ロボット相撲競技の概要●

 ロボット相撲競技とは、直径1.54mの土俵上に、2台のロボットを置き、どちらかのロボットを土俵外に押し出すことで勝敗を決める。ロボットのサイズは幅20cm×奥行き20cm以内で高さは自由、重量は3000g以内となっている。勝敗の基準は、ロボットの一部が土俵外の地面についたら負けとなり、ロボットが土俵上で倒れても負けではない。勝敗は、3本勝負で、3分間内で有効2本先取したほうの勝ちとなる。

 ロボット相撲競技は、コンピュータープログラムで戦う「自立型」とプロポを操作して戦う「ラジコン型」の2つの部門に分かれている。

 どちらの部門のロボットも押し出されないように、金属製の土俵に吸い付くようにして動くため、裏に強力な磁石(ネオジム磁石)が取り付けられている。

 そのため、駆動用のモーターも強力なモノが使用されており、金属製の壁なら人がぶら下がった状態でも、壁を上れるくらい強力な磁石とモーターを使用したロボットもある。

ロボット相撲部門

(1)ロボット相撲 自立型

 あらかじめロボットにコンピュータープログラムを設定してあり、そこには様々な戦術が記憶されている。競技者はその場で戦術を選択して競技を行う。

「はっけよい のこった」と言った瞬間、スイッチが押され、5秒後に始動しなければならない。

 ロボットには、相手を検出するセンサーがついており、効率よく相手を押し出すように動作する。また白線感知センサーを搭載しており、土俵の「俵」を認識することができるため、それにより土俵際の粘りをみせることもできる。

(2)ロボット相撲 ラジコン型

 操縦者がプロポでロボットを自由自在に動かし戦う。操縦テクニックはもちろんのこと、判断力やひらめきが重要な鍵となる。

(3)ロボット相撲 ラジコン型ベーシック

 ベーシック部門は、初心者が取り組む競技で、大会初参加者のみに制限されている。さらにロボット本体に使用する部品に制限がかかっている。そのため、吸着物(磁石やバキューム)や鋭利なブレードなどを取り付けることができないため、ロボット製作にかかる金額を抑えることができる。競技は、操縦者がプロポでロボットを自由自在に動かして戦い、相手を土俵の外に出すことができれば勝利となる。

(4)ロボット相撲競技規則

5:第30回 沖縄県高等学校ロボット競技大会のようす

全体の様子

来賓者表彰者集合写真